このレビューはネタバレを含みます
ナマケモノの殺人鬼ってアイデアは確かに斬新だよね。それで一本作り切ったことだけは皮肉でも何でもなく素直にすげぇわ。
そういう意味では創作ってこれでいいんだなぁと勇気付けられる思いです。
まぁクソ映画過ぎてビックリしたけどな!!
一億歩譲ってナマケモノが素早かったりネットしたり車運転したりする辺りは許すさ。「ナマケモノにする意味……?」ってずっと思ってたけど。
もうね、人間共が揃いも揃って愚か過ぎる……ナマケモノを迎えに行ったら人がいないからってそのまま連れて来る方も来る方ならそれに対し何の疑問も抱かずかわいい〜❤️っつってチヤホヤする方もする方なんよ。
そもそもマスコットについての条項のある規則って何やねん。
唯一まともだ!と思ったマディソン、まぁ交通事故で満身創痍かつあわやナマケモノに殺されかけた直後に点滴着けて駆け付けて見事な銃さばきを見せている時点でもうまともやないねん。作中では一番マシだけど!
B級映画に真面目に突っ込むなよと言われそうだしそもそもの見方が間違ってるんでしょうけど(偏見だけど所謂サメ映画ってこんな感じなんだろうな)
突拍子のない要素ときちんと整合性の取れた要素が組み合わさるから面白い話になるんであって
突拍子のない要素しかないと事故にしかならんのよ!ということを思い知りました。
まぁでもこれ、友達と飲んでる時とかに「クソ映画あるんだけど観る?」ってなってツッコミ入れながら観るなら楽しいかも知れません。
少なくとも年休取った日の午前中に一人で映画館で観るもんではないです。