このレビューはネタバレを含みます
完成披露試写会にて鑑賞させていただきました。
前半の舞台挨拶でのお話から、キャスト・製作陣の方々が時間をかけて作品と向き合い、真摯に作り上げた映画なのだということが伝わってきました。
虐待、ヤングケアラー、LGBTQ、DV、などなど。。
どれも重いテーマで、観るのが辛くなるシーンが多々ありましたが、生涯忘れられない作品になりました。
杉咲花さん志尊淳さんを始めキャストの方々の演技が素晴らしく、
中でも、安吾と母親が再開した後の志尊さんの慟哭の声が耳から離れず、作品の中でも一番印象的なシーンとして心に残っています。
子役の桑名桃李さんは、本作が映画初出演と仰っていましたが、言葉が話せない難役を目の演技でしっかりと表現されていました。
大好きなおすしにパワーをもらいながら、これからも色々な作品で活躍されることを願っています！
ラストの、タイトルに天使の梯子が降り注ぐような映像とSaucy Dogさんの歌声に救われ、辛さだけではなく不思議な温かさが残る作品でした。
Filmarksさん、貴重な機会をいただきありがとうございました。
