アルサ

52ヘルツのクジラたちのアルサのネタバレレビュー・内容・結末

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり原作と役者さんたちが素晴らしすぎる。が故に期待値めちゃ高めだったので残念に感じる部分もあった、原作の260ページで内容ぎっちりの小説を映像作品にすると話削るか細かい心的描写みたいなのを削るしかないけど話的にも大体そのままな分雑になってるところもあって話全体が浅くなってしまってた、不幸のハッピーセット感がどうしても否めない。3時間くらいやっても全然良かったと思う、良かったからこそ残念だった。原作のラストとてもロマンチックで好きなんだけど映像になるとどうしても安く見えてしまうのも難しい。大分のじじばばのクソ加減が原作より緩和されてた(笑) 地元の方言を聞くのとか知ってる街が出てくるのもとても良かった。こんなこと色々言ってるけどずっと泣いてた。杏さんのお母さんの理解が原作よりもあったからこそ杏さんの行動が救いようがないように感じた。切なすぎるよ。最後の倍賞さんのセリフも説明的すぎて入れたい話が尺にあってないように思えた。
アルサ

アルサ