杉咲花ちゃんの演技が最高過ぎて、全て持ってかれた。
冒頭から目まぐるしい程続く重い展開が苦しくて、花ちゃん演じる貴湖が泣くたびに一緒に泣いてた。
幼少期から虐げられ、生きてるのに死んだような人生を送ってきた彼女を安吾が奇跡的に助け、お互いにとって重要な巡り合わせだと思えたのに…
彼女を優しい目で見守る安吾の姿が本当に好きだったなぁ。
他役者陣もとても良い。
意外な役どころを西野七瀬がやっててびっくりだし、小野花梨ちゃんの親友ポジが安定で大好き。
そして少年役の桑名くん逸材!難役を絶妙な表情で魅せてくれたし、幼少の貴湖と似てる佇まいを見た気がした。
魂のつがいについて考えさせられる。
一度出会えたとしてもそこでは気づかない。離れてしまった時こそ実感するものなのかもしれない。
この作品を消化するにはエネルギーが相当必要…
だけど大切な事を忘れかけた時にきっと観返すんだろうな。