ヒサオカケイコ

52ヘルツのクジラたちのヒサオカケイコのレビュー・感想・評価

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
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舞台挨拶へ。監督、花ちゃん、志尊くんの言葉で映画への想いを聴けて贅沢だった… レビューめっちゃ観ちゃうと言ってたのでへたなこと書けないな そのひとだけの言葉で書いてくれてるのが嬉しいという言葉よ… 人生でもっともつらかったときにおちょやんを見ていて、花ちゃんのお芝居に生活を照らしてもらっていたのでなんかこんな近くで見れるなんてと感動してしまった…

知らないことは不安だけど知らないことに触れた時に感じたものがひかりみたいなものになるといいな、という言葉、52Hzのクジラは孤独だって思われてるかもしれないけど、音だけが全てじゃなくて、この映画の中に出てくるキナコちゃんのように絵で話をしてくれたり、そういう存在がいてくれるはずだっておもいます

居酒屋でガヤガヤしてるなか、で泣いてしまうシーン、電車で色んな他者がいるなかで、こころがひとりぼっちになって泣いてしまうシーン とてもすきだった

映画を観てるとあまりにフィクションな展開に心がすっと冷える瞬間、あるんだけどクジラの話とか全体としてうっすらファンタジー感があったから飲み込めた部分多い

仕事やめて会いにくる友達、一生の宝よ…あと大地、きみは絶対いい奴…周りの人たちがみんな太陽みたいで安心するひとたちだったので暗い気持ちになりすぎることなく観終えることができました

志尊さん、髭にあってないって散々言われてたけどだからこそ完璧なキャスティングだったんじゃないでしょうか