サイダー

PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~のサイダーのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

良かった!何から書こう。まずゲームの映画なのに空や海や空気が明るくて印象的だった。ゲーム部屋の暗さやゲーム空間との対比なんだろうかと思ったけど(それもあるんだろうけど)、一番はリアルとの対比だろうか。特に主人公の二人の家庭は悲惨だ。兄弟を連れて母親が出ていったり、親父は酒ばっか飲んでいたり。そんな悲惨な状況、やりきれない感情がゲームによって好転していく。という単純な物語ではなかった。そこが一番良かった。結局家庭状況は何一つ変わらない。じゃあゲームは無駄だったのか?いや、そんなことはない。そんなことのためにゲームをやっているわけではない。ただ楽しいから。面白いから。仲間とコミュニケーションを取るのが心地良いからプレイするのだ。決してゲームを神格化しすぎていない。根っこの部分はピュアで真っ直ぐな感情。

劇中で出てくるロケットリーグが面白そうすぎてスイッチ買おうかどうか検討中。