jamio

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のjamioのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

試合が漫画とは違う臨場感。
地面を蹴り上げる瞬間はゾッとするほど興奮する。
最後の「終わらないでほしい」「このまま続いてほしい」っていう研磨の感情やコートの中の選手たちの熱が伝わってくる。
ラストの研磨視点のラリーは映像でしかできない。
研磨と月島がバレーを楽しんでる様子を見て、黒尾がやってきたことが報われてる。
一番“繋ぐ”を体現したキャラ。
月島の「上に飛べ」も研磨の「たーのし」も初期なら絶対あり得なかった台詞。
漫画も見てきているとほんとに感動する。

烏野視点は少なく、研磨から見た試合だった。ベンチでの会話が音駒ばかりだったり…
日向とのライバル関係にフォーカスを当てた映画だったと思う。

でも、きっかけを作り黒尾存在があまりにも大きい。猫又監督がネットを下げてくれたことから始まり、月島や研磨達と関わっていったバレー人生。
高校生最後のこの試合で「間違ってなかった」て思えたことが勝ち負けよりも大きすぎる財産になったんだろうと思う。
社会人編で「ネットを下げる」という台詞はこの試合でハマったものって感じられる。
jamio

jamio