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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のakariのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

苦しいのそばにはきっと楽しいがある。楽しいから一生終わらないでと思うのに、終わってみるとみんなの表情は晴れやかでした。とても面白かったです。オープンがかっこよすぎてにやにやしました。
第3体育館組大好きだな〜〜。黒尾とツッキーのやり取りが全部良かったです。後ろ手を組む赤葦の立ち姿に一番目を奪われました。精神的支柱スガさん、声も器もでっかくて最高です。天道のキャラクターが好きすぎる。「大丈夫。バレーではあんまり人死なない」福永いいわあ。20点入れる!のリエーフは可愛かったです。研磨の楽しそうな表情にはぞくりとしました。研磨は勝ち負けに興味がないらしいですが、きっとそれは黒尾や日向もそうです。試合に勝つより負けるより、研磨にバレーが楽しいと気づかせたことが何よりも大事なのだと思いました。試合のラストは意外な形でしたが、研磨のすっきりした顔に胸が熱くなりました。
今まで頑張ってきたこと、確かにやりたくないなと感じる時もあって、やりたくないことをやっている自分が嫌になることもありました。けれどやってきたのならちゃんと楽しんでいたのだと自分を肯定することができました。「終わり」が寂しくて涙が出ました。楽しいんだからずっと続けばいいのにと思いました。でも終わりは必ずやってくる。怖い。だから楽しいのだと、その感動でまた涙が出ました。素敵な作品。これから何かに打ち込み頑張る自分を想像しとても楽しみになりました!
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