よふかし

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のよふかしのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高の映画体験。
バレーの試合の迫力、心のこもった声優の演技、旧知の関係性だからこそのアツいやり取り。「もう一回」がない試合。どれをとっても最高で最強。
改めて思い返すと、烏野にとって音駒は思い入れがありすぎて、「作者はこの試合を100%描き切るためにここまで描いてきたんじゃないか」ってなる。
絶対もう一回観に行きたい。

「クロ、俺にバレーを教えてくれてありがとう」
この台詞出た瞬間、感情爆発して死ぬかと思った。めんどくさくてしんどいことが嫌いな研磨が、勝ち負けに拘らなくてバレーに愛着もない研磨が、幼なじみの黒尾に改めてお礼を言う尊さ!こんなん感無量でしょ。多分黒尾にとって、鮮やかなブロック・スパイクを決めることよりも嬉しい瞬間だったに違いない。漫画読んでるから黒尾がどんな仕事につくか知ってるんだけど、この瞬間がキッカケかなって思ってる。

「実際に優勝できるかできないかなんて関係ない。負けるからやらないなんてことは無いし、勝てるからやるわけじゃない」
大将〜!!良いこと言うじゃん!!!!!マジでね、スポーツというものは基本的に競うためにある。競うからには勝敗は否が応でもつくし、弱いやつは負ける。それは避けられない真理。でもそんなの、究極的には関係ないんだよね。ただバレーがしたい。バレーを通して自分を試したい。そんな素朴な思いが、選手たちを突き動かしてる。泥臭いけどカッコいい台詞。
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