1があの終り方だったし2は面白くなるぞと待ち構えていた。期待どおりで大満足。
2作ともスクリーンで観ることができてよかった。
悪役が容赦なくしぶとくて、意外なキャラが活躍する映画はだいたい面白い。
序盤にジミー(アンソニー・ホプキンス)のナレーションで前作のことがさらっと(本当にさらっとだけ)説明されるが、キャラ背景など記憶が鮮明なうちに1作目となるべく間を開けずに観たほうがいいね。
コラと仲間たちが集まるに至るまでのそれぞれの過去や、いつの時代にもある王室ゴタゴタ、裏切りと陰謀。
穀物の奪い合いに端を発したと思いきや、意外な因縁、民衆の団結、敵味方ともに犠牲者続出でまるで戦争・紛争の様相。
悪は簡単には滅ばないし、善玉や強者が都合よく生き残るわけでもなく、ある忠誠心が重要なところで効いてきたり。
エド・スクレインの悪役すごくいい。冷酷非道、目的のためには味方にすら容赦ない態度を取る。こんな総督の下で働きたくはないな。
彼を恨む者が新たに出てきてもおかしくない展開。
ザック・スナイダーの描く重量感あるアクション、クオリティ高いVFXと爆破シーン、ゴージャスでどこを切り取っても美しい世界観、最高だった。
きれいに終わってはいるが、パート3も作れそうなエンディングだったからまた作ってほしい。
