1936年のベルリンオリンピックで寄せ集めの8人乗りボート競技で快進撃を成し遂げる話。
ジョージ・クルーニー監督作。
王道的スポーツドラマ。ボート競技も意外とアツくなるもんなんだな。
ちょうどこの第一次と第二次の大戦の間にナチスが政権奪取してるのでヒトラーも少しだけ出てくるがあくまでアメリカの8人乗りボートチームの話。
ジョエル・エドガートン(エジャートン)が選手からの信頼厚いコーチ役でとてもいい。
BOYSを信じて誇りに思う、鼓舞はするが無理はさせない。
一流でもなく英才教育を受けてるわけでもない、なんとなくお金欲しさに集まったBOYSたちが、エリート選手たちとガッツリ対等勝負をする。
邪魔や理不尽な横やりが入ったり、困難が立ちはだかったり、親との確執があったり。それをいかに乗り越えて快進撃を続けるに至ったか。ほんと王道的な展開。
実際の結果を知らずに観たので、最後「アイツ」の政治的圧力で開催国の勝利とかになるんじゃないかと心配した。
あと、やたらオールの接続部分の軋みを映すので競技の途中で壊れるんじゃないだろうね?とヒヤヒヤした……
面白かった。胸アツ。