内戦中のレバノンで消息を絶った大使館職員を救出するため単身現地へと渡った外交官。
いきなり銃声に晒される危険な任務にも関わらず、安企部との摩擦など政府の支援はなく…もはや信じられるのは詐欺師紛いのタクシー運転手だけw
そんな最弱バディが善良さだけで挑む救出劇が笑えるのに熱かった。面白い！
実話を基にしてるけど『モガディシュ』や『極限境界線』と比べてもコミカルの比重が大きく、派手なアクションも多め。
なのでエンタメ寄りな観易さはあるけど1986〜88年辺りの時代背景、政府の方針により孤立していく緊張感も十分やし、笑いも涙も誘う満身創痍なハジョンウの演技もやっぱり最高！
また〝モガディシュ〟に続き、モロッコ全面協力による映えるロケーションと命懸け過ぎる外交官アクション、更に人情展開もしっかり詰め込む無駄のなさ…もう小慣れてる感が凄いしwそこにハジョンウとチュジフンの〝神と共に〟な相性が加わればそりゃ楽しい！
あと外務省のお偉いさん方を演じる俳優らもお馴染みのオジサンだらけで楽しいしw特にここ最近観た韓国映画に出まくってるキムジョンスが脇をしっかり固めてて安心感あり！
