エンドロール

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版のエンドロールのレビュー・感想・評価

3.8
この映画を20代で撮っていたタランティーノはやっぱり天才。
しかし「パルプ・フィクション」の記憶がまだ新しく、どうしても比べてしまって「パルプ〜」の完璧さには少し及ばず…と思ってしまった。前半の会話劇が、やや冗長かと。
とは言え、黒スーツにグラサンで歩いてるのと音楽がどれもカッコ良すぎる。去年見たタランティーノのドキュメンタリーで、まだ若手だったキャストには黒スーツを持ってなかった人もいてブラックジーンズで代用した話や、耳切りシーンのエピソードを知っていたので、感激だった。
あ、劇場鑑賞は初めてで、オリジナルはVHSで観たことがあるはずだけど、ほぼ忘れていたので本当に新鮮だった。伝説になり得る要素ばっかり。
ヴィック・ヴェガ死んだよ…「パルプ〜」は前日譚⁈
あのドキュメンタリーも他のタランティーノ作品も見返したくなる、おかわり必須ムービー。