バカ話からのラジオのコールが入ってタイトルへ...っていう冒頭が最高にクール。スーツで歩いてるだけでなんであんなにかっけえんだろ。強盗の作品と見せかけて全く強盗のシーンは無い。タランティーノ作品は会話(特に銃向けてる時)の場面が緊迫でヒリッヒリする。しかも倉庫から全然場面が変わらないのにアングルや構図で全く飽きさせない。キルビルでも階段の下からのアングルあったよね。変態アングル大好きマンにはたまらん。しかもいちいちイカス音楽かかってるしリマスター版を映画館で観れたの良かったなあ。実際終わり方で語る人もいるだろうけどどちらかというとこの映画はこの途中の盛り上がりがすげえなあと感じる。褒めてばっかりだけど実際退屈な瞬間もある。でもそれを超えてくる裏切りが良い。オレンジがブロンドに全弾ぶっぱなしはまじで裏切られた。
