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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版のyukoのレビュー・感想・評価

5.0
リマスター版を映画館で鑑賞。初めて触れたのはパルプフィクションでタランティーノに出会ってから、遡ってレンタルビデオ屋で借りて見た10代の頃。

とにかく震えが止まらないあの感覚は褪せていなかった。ここから始まったのか。そこには映画に対する愛しかなかった。映画の知識と音楽と気の利いたジョークとエピソード。もうそれだけで面白い。しのごの考える前に楽しくさせてくれる。全部が愛しい。サイコーの連続。そうか映画ってそういうものだった。

オープニングであの音楽がかかると反射的に、血が激ってしまう。

制作費が無くて、衣装が役者の私服で、ブシェミの黒スーツはGパンだったとか、マイケルマドセンも上下チグハグなスーツにウエスタンブーツで来たのとかサイコーなエピソード。

こんな気持ちにあと何回なれるのかな。それだけで人生捨てたもんじゃないと思えるのはラッキーなこと。タランティーノと同じ時代に存在できて本当によかった。
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