コンビとして
文句なしの売れっ子芸人でありながら、
なぜ、こんなにも浅草/漫才協会を
前面に押し出し普及するのか?
その答えが今作に詰まってます!
監督を務めたナイツ塙さんの
漫才協会に対する「愛情」のみで作られた様な作品!
この「愛情」の原点にあるのが
「恩義」や「使命感」で無く
シンプルに「面白い」に集約されているのが
素晴らしい!
「お笑いタレント」と言うより
「江戸っ子」や「喜劇人」と言われる様な
登場人物の「可笑しみ」を見事に抽出されている!
(青空球児・好児/おぼん・こぼん辺りは、やはりニヤニヤしてしまう)
同時に高齢化社会に向けての
素晴らしい関係性教本の様な側面があって、
「世代間断絶」が進む昨今に
年齢差を超えた美しい関係性の協会だなと思います!
所属芸人が最後に話す
「漫才協会に対する思い」こそが全て!
現代において稀有でありながら、
まだ存在していて欲しい古き良き文化!