謎の生命体の襲来に立ち向かうホラー映画。
スーパー変な映画。レフンのオンリー・ゴッド以上に誰も喋らない。セリフを極限まで排した映画。そしてエイリアンがコテコテのエイリアンすぎて笑ってしまう。宇宙人ポールかよ。
難解というか、考察の余地があるようなストーリーで分からせようとしない物語が嫌いな人は苦手かもしれない。悪夢がかえって幸せに転じたというミッドサマーみたいな終わり方だが、セリフを排したことで描かれるべきドラマもさほど描かれず、エイリアンも何をしたいのかまるで分からず、おまけに高度知的生命体とは思えないほど動物的で間抜け…とまあ正直言って退屈だった。
セリフが殆ど無いっていうこと以外は特段普通のホラーなので特別面白いとも思わなかった。