わか

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のわかのレビュー・感想・評価

3.8
原作未読だったけど、いつ終末を迎えるかもしれない世界と、その中で普通の日常を過ごす女子高生たちのギャップ、ある意味現実の日本と大差無いかもと感じた。

物語自体は途中でこれはどうゆうこと?ってなったから、後編でそのあたりが分かると良いなと思いつつ、とてもアンバランスな世界観にとにかく惹き込まれた。

円盤が空にある生活に慣れ、ごくありふれた高校生活を送っていた門出たちの身に突如として降りかかる、ショッキングな出来事には結構観ていて辛いものがあった。

TARAKOさんの声を聞いた瞬間なんか、グッとくるものがあったし、相方が杉田智和で噴き出しそうになるし、感情が行ったり来たり忙しかった。

あと、門出がご近所さんだったことに衝撃を受けると同時に、世田谷線の再現度の高さに感心した。

ラストのシーン、キャラクター自体はゆるゆるなのに、起こっている出来事があまりに残酷すぎてちょっと鳥肌立った。
そこからあのちゃんの終末感ありありのエンディングに入ってくまでの流れはとにかく最高だった。
わか

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