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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のorderofthephoeのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読、
どころか全く聞いたことない認識のまま劇場に来た。
なんとなくTOHOシネマズのアプリで上映作品眺めてたらポスターの絵柄が気になった。

日常モノっぽいから予備知識なしでもいけるかな・・・非日常って書いてもあるけどまあいけるやろ。と。

そんな感じでゆるい気持ちで観にきた。

結論から感想を言うと、
よくは分からなかった
前半の日常の高校生パート、中盤の小学生パート。
どこまでが正史?なのか。
それとも妄想なのか。
非日常の日常というテーマがメインでシナリオやストーリー要素は薄いのかと思いきや、後半からグイッと過去や8.31惨事の起点と思しき過去回想などが出てくる。

未確認飛行物体の真相という大きなストーリーも謎、おんたんと門出の人物としてのストーリーも謎。
前後半の2部作のため、前半では完結しないことは承知。
ただ後半で謎が解けるのかどうかは不明。
どこまでが伏線なのか、単なるキャラの性格なのか、ギャグとして理屈無視で受け入れるべき部分なのか。
それとも後編で明かされる謎あっての散らかしなのか。

個人的な「こうなるといいな」としては、
重くて救いのない話になるよりも、
カラッとした日常モノで片付けて欲しいところ。
でも今作後半のノリを観るに、
もう少しヘビーな感じになりそう。
主要メンツも高校卒業して、4月を迎えたという新しい世界に踏み出した時間軸。

どうなるのかは後半に期待。
観るかどうかは、、気分で。

あとは作品全体の絵や音について。
イクラちゃんの声は良かった。
ふにゃふにゃした天真爛漫な不思議ちゃんの声にピッタリ。
舞台が新宿〜井の頭線〜世田谷区〜杉並区〜吉祥寺あたりのおかげで街のシーンの随所に見覚えある光景がチラホラ。
一瞬、代田橋の踏切や玉川上水の水路のモニュメントも映った。

映画「けいおん」の吉田玲子さんが監督とのこと。前によく聞いた懐かしい名前。
京アニのことも思い出して少し悲しくなる。
クリスマスのシーン、女の子がマフラーを口周りまで上げて振り向く横顔。
これはまんまけいおんで見慣れた画風。

そんな感じの作品でした
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