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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のGINのレビュー・感想・評価

4.1
地球外からの侵略者が日常に溶け込んだ世界で青春を謳歌する少女達の姿を描いた浅野いにおの同名コミックをアニメーション映画化した2部作の後編。

入試に合格して同じ大学に通い始めた門出と凰蘭。
新しい友だちもでき、成り行きで尾城先輩が会長を務めるオカルト研究会に入ることになるが、尾城先輩の部屋を訪れた際に、凰蘭は不思議な少年・大葉に再び遭遇する。
一方、宇宙からの侵略者は東京各地で目撃され、上空の母艦は傾き煙が立ち上っている状態で、自衛隊が侵略者の駆除活動を繰り広げていた。
政府転覆を狙って侵略者狩りを続ける過激派グループ「青共闘」なども暗躍し、世界の終わりに向かってカウントダウンが始まっていた―。

期待通りの出来でした😄
前章を観てから後章が楽しみで仕方なかったよ。
ホント地球がクソやばかったね。
後章では、前章の意外性のあるストーリー展開をしっかり受け止める形で伏線回収されていて、納得の出来でした。
前章より情報量多かったような…気もする。

今作では、主人公である門出と凰蘭の物語というより、凰蘭と大葉の物語にシフトした作りだったように感じた。
ラストが、原作とは違うエンディングらしく、可哀想な最期をむかえるキャラもいたけど、個人的には救いのある結末で良かったと思う。

声優さんでは…
門出を演じた幾田りらさん、凰蘭を演じたあのちゃんの演技が、キャラクターに凄くマッチしていてホント良かった。
2人ともプロの声優じゃないのに、プロと引けを取らない仕事をしていたと思う。
努力家なのか天才なのか分からないけど、ホント上手かった。
エンディング曲も、エンディングに相応しい凄く良い曲だった。
作品の魅力もすごく伝わってきたけど、幾田りらさんとあのちゃん、2人の魅力も十分伝わってくる、そんな作品でした。
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