スチームパンク×大正ロマンとでも言うべきこの独特な世界観にノれるか…いや、曳かれるかどうかがすべての映画だと思う。
自分はノれなかったからこんなスコアなわけですが。
これ書いてる時点では同時公開だけど実質続編「クラメルカガリ」はすでに観ている(続編かどうかは曖昧な気もするが、共通キャラもいるから世界観は同一だと思う…?)。
神田伯山さん演じるやれやれ主人公系な探偵 荘太郎の演技は思った以上に堂に入っていたし、その他のキャラ立ちに関しても文句はないが、この作品の場合、世界観説明を抽象的にしすぎたのが裏目に出たと個人的には感じたかな。
(探偵なはずの荘太郎に関しても、巻き込まれた結果アレコレって属性の方が強く出ていた)。
知りたいことが、最後まで結局知れなかった感じ。
そこら辺のブラッシュアップが成された「クラメルカガリ」と同時公開なもんだから、割りを喰った感じよな。