安堵霊タラコフスキー

ミシシッピー・バーニングの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)
4.1
レイシズムが起こした惨たらしい事件をスリリングに描いたという点において主に秀でていると思える映画。

アラン・パーカーがミッドナイトエクスプレス以来のアカデミー賞候補となった作品だけあって、終始何が起こるかわからない不穏さが良く出ていて画面に目が釘付けとなる。

初々しいウィレム・デフォーやフランシス・マクドーマンドの姿が拝めることも貴重な作品ながら、やはり特に素晴らしいのはフレンチコネクション時ばりの存在感を発揮したジーン・ハックマン。(特に終盤の床屋の圧はヤバい)