柴芋

陪審員2番の柴芋のレビュー・感想・評価

陪審員2番(2024年製作の映画)
3.9
ニコラスホルトの使い方が正確では。大きな盛り上がりも派手な演出も無いんだけど、日常の演出レベルが高くて、地続きの場所で起こっている事としっかり感じ取れる。陪審員の俳優たちが私たちの身の回りに居る人って雰囲気がすごく良い。個人が自分の経験に基づいて判断しているのは当たり前で、でもそこに上乗せしている気持ちを正当化してしまうのか、過ちに気づくのかは、後者で居たい。リベラルな立場に居る人こそ自覚する点がある。骨太な、今年観ることに意味がある映画を年末に観れてよかった。
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