とある裁判の陪審員となった男性が、まさかの形で事件に関わってることを知り、
自分の中の道徳的ジレンマに悩まされていく姿を描いた法廷ミステリー。
まさかの劇場公開はされず、U-NEXTでの配信のみとなってしまった
94歳にして、現役のクリント・イーストウッド監督の最新作。
本当に配信限定のままにしておくのが惜しすぎるくらい
めちゃめちゃ完成度と満足度の高い大傑作でした👏
まずミステリーモノとしてめちゃめちゃ面白くて、
こんなに緊張感のずっと続く裁判劇には初めて出会ったし、
わかりやすく設計されているストーリーでありつつ、
正義って何ぞや?という難しい問いを我々に投げかけてきて、
まるで自分の中の良心と正義を試されてるようでした🤔
正義を貫くことの危うさと公正に人を裁くことの難しさを上手く描いてると思う。
そして、主演のニコラス・ホルトは中々難しい役どころだったと思うけど、
本当に自分はやってしまったんじゃないかって焦りと罪悪感を繊細に表現してて、
良心の呵責に苦しんでる姿が全身に渡って、ちゃんと伝わってきました✨️
どんなに歳を取ろうと、こんなに面白い映画を撮っちゃうなんて
本当に94歳のクリント・イーストウッド、恐るべし💥
まだ決まったわけじゃないのに、巷じゃ勝手に引退作と囁かれてるらしいけど、
まだまだ映画を撮り続けてほしいので、絶対に引退はさせません!笑
あと、24でお馴染みのジャック・バウアーが出てて、ビックリ🫢
2025年 12本目