このレビューはネタバレを含みます
飛行機墜落事故による雪山での遭難
サバイバル映画
数年前のエベレスト3Dと同じく、極限状態でどう生き抜くかを描いていて
その過程にある人肉食の有無が大きな違いだと思いました。
エベレストの方は酸素を、今作では食料の確保がメインであり描かれている内容はそこまで変わらず、どちらも観て感じることは
「こんな状況下にいたら絶対に死んでしまうわ」です。
特に今の季節、暖房の効いた部屋の中から窓を開けアイコスを吸ってるだけで
さみーさみー言うてるのに
あんなマイナス何十度の中70日間も生き残るなんて到底無理な環境だと毛布にくるまりながら鑑賞。
同じ事件を取り扱った生きてこその方は人肉食を哲学的、宗教的に捉えているらしく、
てっきり本作も救出後にその倫理性を問われるのかと思いきや
そこにはあえて触れずにタイトル通り
雪山の絆をメインテーマとしている
、、、ことが映画作品として観るとエベレスト3Dとあまり変わらない、
と言うより
世界仰天系の奇跡の救出劇の中に収まってる作品なので特に新しい物ではなかった。
こう言う実話系映画は作品としてどうこうより、実体験としてどうこう言うしかない気持ちが湧いてくるのはどこに気を遣ってんのか毎回自分に問う感じになります。
