春

雪山の絆の春のレビュー・感想・評価

雪山の絆(2023年製作の映画)
4.0
2月4日ネトフリにて視聴

⭐️1972年。ラグビー選手団が乗った飛行機がアンデス山脈中心部の氷河に墜落。
乗客45名のうち生存者は29名、救助も来ず想像を絶する過酷な環境のなかに取り残された彼らは‥⭐

途中、セレクト間違えたかな~ってくらい辛い重い作品だったけど😓
ラストまで観たらとても良かったです。
この環境下、72日間救助が来るかどうかもわからず過ごす極限状態
1か月あっという間に過ぎる!って平穏無事が当たり前と日々なんとなく過ごしてるのが恥ずかしいとすら感じてしまった😥

生きるためのその選択は宗教や倫理で大変な葛藤だっただろうと本当に私ではリアルに想像も出来ない
そしてオープニングからずっとナレーションを語ってたヌマのナレーションがなくなった演出がすごくて‥
そこから突然、自分はドキュメンタリー観ている感じになった。


私が一番印象的だったのは
「神は居た。食べ物を切って与えてくれた手に、機体を探して歩いてくれた足に、神は居た‥」という言葉。




以下ラストに触れます。












川の向こう岸の馬に乗った人を見つけた時
自分も「見つけてもらえた‥」って涙が溢れたし
助かった‥良かった‥という喜びを感じた。
病院で手当を受け、シャワーを浴びる彼ら
本当に72日間ほぼ絶食だったのでは、と思うくらい痩せていて役者魂に驚き(心配になったけど)
そして彼らがこの先一生背負っていくもの
を思うと…
春