ゆんぶりっく

スキンフォード:処刑宣告のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

スキンフォード:処刑宣告(2022年製作の映画)
3.3
自分及び自分に触れている人はみな不死身状態になる文字通り無敵のヒロイン「ゾフィア」と、彼女を地中から掘り起こした主人公「スキンフォード」が人身売買組織に追われたりする話。
設定の特殊さと、脚本や編集が雑さも相まって混乱するシーンが多めなのが難点。

連続人体爆破シーンはそれなりに迫力がありましたが、正直見どころはそれくらい。
不死身をネタにしたアクションやギャグで楽しませてくれるかと思いきや、全体的に低空飛行感が否めない。

何よりもとにかく話が分かりにくい!
マフィアに「お前が乗ってきたトラックに、取引するはずだったブツが入ってなかった!ブツを持って来い!あとお前らが乗ってきたトラックも燃やせ!じゃなきゃ殺す!」くらいの勢いで駆り立てられて再び乗り込んだトラックの中には何故か人身売買被害者10数人が乗り込んでいて、共に逃げる。
というのも正直意味不明。
誰が何の目的で人身売買商品(?)を何も知らない主人公に運ばせたのか?それとも逃げた被害者たちがトラックに隠れていたのか?いや、それにしてはその後の展開と辻褄が合わない…?
と、誰がどんなシナリオで動いているのか、基本的にさっぱり分からん!!笑

ラストに黒幕らしき人が明かされますが、そいつの行動原理も結局何だったのか分かりにくくて、全く話しに乗れない…

全体的に謎の魅力は持っているので最後まで観れましたが、惜しいポイントが多過ぎる…
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