弟二郎

靴みがきの弟二郎のレビュー・感想・評価

靴みがき(1946年製作の映画)
3.9
すれ違いとそれが引き起こす確執の構築が見事。些細なきっかけで堕ちてゆく様は悪さに憧れる中坊に見せるのにほどよいし。が終盤に向かうにつれ強引な点が多々。勿体ないよなあ。ガキも群衆もロッセリーニとはひと味違う小奇麗なデ・シーカの味。
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