靴みがきの作品情報・感想・評価

『靴みがき』に投稿された感想・評価

misty

mistyの感想・評価

4.1

なんて悲惨な…デ・シーカの代表作。1946年。話は深刻だが、カメラワークは遠景からクローズアップまで冴え渡っていて、主役の子供2人が実に瑞々しい。だからこそ…的な話である。

てっきり、靴みがきの仕…

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このレビューはネタバレを含みます

悲愴感に打ちひしがれる中で煌々と輝く白馬の美しさが印象に残る。

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靴みがきで必死に貯めたお金。
二人の純粋な少年の夢は馬に象徴されていました。誤解から少年院へ送られ、看守による巧みな行為によってさらに誤解が生まれ仲違い。二人の揺るぎない友情に悪意ある人たちがヒビを…

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nofm

nofmの感想・評価

3.5
むち打ち偽装する看守、友達やめろ言うてくるオカンなど嫌な大人が出てくる。
RIO

RIOの感想・評価

4.0

Sciuscià*ヴィトリオ・デ・シーカ
音声が歪んだりする場面もあったけど全体的に高貴な雰囲気でした
子供といっても皆が大人びていて演技に惹き付けられる

パスクアーレとジュゼッペの熱い友情を揺る…

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あんな

あんなの感想・評価

3.5
ラストシーンのロケーションと馬が去っていくショットが印象に残った。時代に翻弄される子供がジワジワ悪意に蝕まれていく様を淡々と描く。
フィルムに直接刻まれた字幕で見たの初めてだったから新鮮だった。
suke

sukeの感想・評価

3.5

子供達の表情が迫真。敗戦後の記録映像としての価値はもちろん、それだけでは短時間で伝わらないその状況を前にしたメッセージというか焦点みたいなものが強く描かれる。シンボリックな馬の存在が、寓意として色々…

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Gocta

Goctaの感想・評価

-
お金を一緒に貯めて馬を買った仲良しの靴磨きの少年二人が、犯罪に巻き込まれて少年院に送られ、仲違いしてしまう哀しい映画。ネオリアリズモど真ん中の作品。面白く観れた。
不在

不在の感想・評価

4.6

靴をみがいてるシーンがほとんど無いでお馴染み。
戦後の貧しいイタリアをそのまま映し出すネオレアリズモというジャンルで有名なデ・シーカらしく、今作も鬼気迫るリアリズムに胸を締め付けられる。
劇中で描か…

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どなべ

どなべの感想・評価

3.0

貧しい少年たちの犯罪映画なんだけど、ネオレアリズモというよりクラシックな左派ポピュリズムって感じがする
自転車泥棒とかウンベルトDからパーソナルな印象を受けたのとは逆

こういう政治的な意図を持った…

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