早希崎蓮

邪悪なるものの早希崎蓮のレビュー・感想・評価

邪悪なるもの(2023年製作の映画)
3.2
アルゼンチンのホラー作品。
近くの映画館ではやっていないので、朝から電車に乗って身に行きました。

ある村に悪魔憑きにあった腐敗者が出たことが、今回の話の発端。
大人3人がかりでも運ぶのが難しいくらい太った男を、遠くはなれた場所の捨てに行こうと画策しますが、ここにしようと決めた場所につくと、車の荷台に載せたはずの男がいない。
どこかで落ちたのではと探すが見つかりません。

それから、悪魔の仕業と思われる奇行が起こり始めます。
ヤギに奇妙な角が生え、それを始末するために銃を使おうとしますが、悪魔を処理するために銃(火薬)はダメらしく、それでも銃で始末した旦那を、奥さんは巻き割りの斧でバキっとやっちゃいます。
そのあと、ポスターにもなっているシーンが登場します。
あんな風になるのかな、と冷静に観ている自分が少し怖くなりましたが。

その後の奇行は、目を見張ります。
ワンちゃんが、子供に○○して、ふりまわしたり、そのワンちゃんを○○した旦那さんが、奥さん目掛けて○○で突っ込んだり。

今まで見たホラーとは少し毛色が違いますので、観てみるとよいかと思います。

ラストの小学校のシーンは、誰を信じるべきなのか、冷静な判断ができるかどうかがためされていました。

こんな終わり方をするとは、前半からは想定できませんでした。
早希崎蓮

早希崎蓮