アメリカン・フィクションのユーキのネタバレレビュー・内容・結末

アフリカン・アメリカンがエンタメ業界で置かれている現実に対する、皮肉的な一作。

白人の罪悪感を軽減するために、黒人が黒人らしく振る舞い偏見を強化する作品が求められている。

当人である黒人作家たちが「こんなのリアルじゃない」と声を上げているのに、白人作家や白人監督の思惑によりその声がかき消され脚本が書き換えられているのが、象徴的。