アメリカン・フィクションのJoのレビュー・感想・評価

黒人差別だけでなくLGBT+Qについても実際の世界で起きてることを交えながら皮肉を入れブラックジョークが効いている映画。
様々な差別についてをエンタメや興行のために利用する者なんてたくさんいるし，その作品ほどその問題について深く考えていないことが作品に滲み出てしまう。それがきっと劇中に出てくる「FUCK」のチープさなんだろうな。この終わりの展開もまさにそのチープさを逆手に取っていてよかった。