ラーチャえだまめ

サンクスギビングのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

サンクスギビング(2023年製作の映画)
3.5
『“イーライ・ロス感謝祭”映画』



どーもどーも「セール品はサクラチェッカーを使え」が座右の銘のラーチャえだまめです。年末年始になると数多のショップがこぞってめでたいバーゲンセールをはじめますが本日はそんな別の意味で“出血大サービス”してしまったコチラの作品を拝見させて頂きました


【サンクスギビング】!!!“感謝祭”と題した日本には関係ありませんがアメリカでは豊作祭を起源とする祝日が毎年あるそうで。きっかけはまたしてもタランティーノ&ロドリゲスの確信犯的映画「グラインドハウス」のお遊びネタとして作られたフェイク予告の「実際に作ってみた」シリーズであります。しかも監督はそのフェイク予告で勝手に使用したかは定かではない「監督イーライ・ロス」のテロップ通りとなった「ホステル」「グリーンインフェルノ」のグロホラーの申し子イーライ・ロス。フェイク予告公開後、何十年に渡りファンから本人による映画化を熱望されてきたという?そんな彼が今回ついに熱烈なファンの為に人肌脱いで監督を引き受けてくれた、本作はまさにただの感謝祭ではないイーライ・ロスの「総決算」的作品の「イーライ・ロス感謝祭」映画だったんですねぇー。


てっきりアノニマスの一人がトチ狂ったのかと思ってたガイ・フォークスかと思ったら実は全然違う、お面の正体はアメリカの感謝祭発祥の地である本作の舞台プリマスにやってきた清教徒でプリマス植民地の創設者、ジョン・カーヴァー……という人の顔らしい。ちなみにそれを模しただけなのに殺人鬼の名がそのまま「ジョン・カーヴァー」なのは……死人に口無しですね?無論フェイク予告内に出てきたネタはアップグレードしてそのまま採用。パレード中のチキン野郎のアタマがスパンされるわチアガールがトランポリンでエチエチなことする前にアソコにナイフがザク……まではありませんが七面鳥ならぬ「夫人のグリル」は絶品、あいや悶絶。




↓ブログにもあげました↓
https://www.edamame-movie.com
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