Punisher田中

サンクスギビングのPunisher田中のレビュー・感想・評価

サンクスギビング(2023年製作の映画)
3.8
""感謝祭""発祥の地を売りにする、ここマサチューセッツ州プリマスでは、感謝祭を目前に沸々と盛り上がりを見せ始めていた。
そんな最中でダイナーのスタッフが惨殺される事件が起こり、高校の仲良しグループの1人・ジェシカは、ジョン・カーヴァ―を名乗るアカウントの不穏な投稿にタグ付けされたことに気づくのだった...
ジェシカの身近で次々と消える人々、一体何が起きているのか...?なぜ彼らが...?!

みなさん!!!
明けましておめでとうございます⛩⛩⛩
(ヴェンヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェン)
旧年中は大変お世話になりました!
本年も何卒よろしくお願いします🙇🙇🙇

さて....新年初劇場映画だぁぁぁぁあ!
映画初めといえばもうこれしかないと感じた今作!
安心安全、我らがイーライ・ロスが殺して殺して殺しまくる...景気の良い作品を制作してくれた、それだけがただただ嬉しい。
アイコンとなるような殺人鬼が居て、アホなティーン達が居て、ファイナルガールが居る。
ほぼ全てがビックリするほど""いつもの""なスラッシャーだが、それが最良!それが最強なのだ。
構成を""いつもの""にして、ゴア描写を全力で楽しんでいるのが、今作の特色。これが素晴らしい。
R18指定でも根暗な感じでは無くエンタメに振り切った気持ちの良い残虐さと殺しっぷりが最高で、どうか一生これを作って欲しい。

感謝祭をテーマにしており感謝祭風に人間を調理する今作だが、死体全員をあのハンニバル・レクターの様に調理し切るのではなく、限られた数人の死体を調理し、残る数人は単純に死体として完結してしまうのが勿体無かった。
もっと一方的な注文の多い料理店の様なシーンは見たかったかもしれない。
今作の殺人鬼だったが、これは良かった。
適度なポンコツさとスカッとする殺しっぷり、アイコンとなる衣装が最高に良い、シンプルでスタイリッシュなシルエットと打って変わり、強い印象を与えるマスクのバランス加減が本当にアリだった。
ラストのぶん投げ?とも取れる謎展開は続編への伏線でもあるのか...?!
続編があったら是非観たい!!そう思わせてくれる、良いスラッシャー。