さすらいの旅人

サンクスギビングのさすらいの旅人のレビュー・感想・評価

サンクスギビング(2023年製作の映画)
3.6
★う~ん、この食材はまずそうで食べられない
【VOD/music.jp動画/ポイント配信視聴/シネスコサイズ】

R―18のお子様厳禁のスプラッシャー映画である。
本作は若者惨殺の「スクワーム」「ラストサマー」シリーズの雰囲気に、監督の作品である「グリーン・インフェルノ」の過激さを加えた感じがした。感謝祭の豪華な食卓にヒントを得てのメニューのアイデアはいいとして、アッと驚く新メニューは恐怖を超えている。アメリカで大ヒットしたらしく続編の製作が決まっているらしい。

正直、過激度が高い割にはあまり怖くなかった。キャーキャーのポップコーン映画とも言えるが、アメリカ人はこんな映画が好きですねえ。個人的には食傷気味で今一歩であった。ヒロインを助ける保安官がどっかで観たことある俳優だなあ思ったら、「魔法にかけられて」のパトリック・デンプシーだった。相変わらずのダンディー顔は健在であった。

まあ、この映画は王道のどんでん返しもあり、あまり頭を使わないので気楽に見られるのが一番良かった。