「エイリアン」シリーズ 3作目
巨匠デヴィッド・フィンチャーの初監督作品(と同時にフィンチャーの黒歴史)
クソ映画を覚悟して鑑賞しましたが、クソ映画というほどではないです。ただ、面白くないだけです。
内容的には、どちらかと言えば1作目のようなホラー路線となっていますが、1作目の洗練されたホラー要素には遠く及ばないし、観ていて怖いと感じることはほとんど無かったです。
続編を制作することの難しさを痛感しましたが、『2』が続編として成功したのは、エイリアンというキャラクターの面白さを受け継ぎつつ、映画としては1作目と異なる方向性でスケールアップさせたことで、シリーズものとして観ても単体として観ても楽しめる作品になっているからであり、ここに来てまたスケールダウンした『3』にはそういった魅力を感じません。
総じて微妙な映画でした。
シリーズはまだ続くようですが、果たしてどうなることでしょう。
2024年10本目