山本武

エイリアン3の山本武のレビュー・感想・評価

エイリアン3(1992年製作の映画)
3.0
今作はデヴィッドフィンチャー監督の初監督作品である。そのためか物語の序盤はかなりダークで絶望的なスタートで始まったため、このあとどうなるのかという期待が高まった。
エイリアンは前作と異なり1のように一体しか登場しない。リプリーによると、少し違う種類のエイリアンのようだ。(あまり違いはわからなかった)
今回の舞台は男の囚人しかいない惑星で、女が滅多に訪れないため、ほとんどの男が欲求不満になっている。
この設定はすごく面白かったが、好きなキャラクターが誰もできなかった。前回の海兵隊は前半で掘り下げがあったため、海兵隊の隊員に愛着が湧いた。今回は尺が短いためか、囚人一人一人の掘り下げが少なかった。一人も名前を覚えていない。
また、前回の生き残りキャラの扱いがひどかったのも微妙。
色々と惜しい作品だった。
山本武

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