Ego te absolvo

啓示を受けたケツアゴハゲメガネが悪人を拷問殺害していくジャーマンゴア♪

グロはなかなかのクオリティなのですが、宗教味もあるからかドイツの国民性か、とにかく真面目で堅実な展開なのでニヤニヤ出来ないのが惜しいですねw

もっとイッテンバッハくらい弾けてイイのよ？！

ドイツ語鑑賞
英語字幕あり



母の看病をして過ごす真面目なハゲ、イザイア。

暫くして母が死亡、沈んでいると啓示を受けた。

悪を殺して世直ししなはれ。
りょ☆

てなわけで、レズビアン、不倫男、ペドフィリアなどを次々と拷問ぶち殺していくのだが……



金の無心にくる妹やらマフィアのグラサンやら、色々きっちり真面目に描いて粛正していく。

が、面白味がないの(笑)
もっと変態が欲しいんじゃあぁぁっ！！

とはいえ、拷問は楽しい♪

眼球くり抜き 神経付き
頭皮ずる剥き
アキレス腱切断

そして『ザ・セル』な腸まきまき(*´艸`)

血糊も粘性があり、切断部や内臓の作りもなかなか良かったです！

もっと肩の力を抜いて撮ってくれたら完璧なのにな、って惜しい作品でしたw

とりあえずステイサムしかりハゲを怒らすと何するか分からんっちゅうことやね。


VVRさんとジェミニエンターテイメントさんから遂に日本発売されるマルセル・ヴァルツ監督による『血の祝祭日』のリメイク版の脚本を担当しているフィリップ・リリエンシュヴァルツ監督の長編デビュー作にして、2010年代の衰退し切ったジャーマンゴア界に一石を投じる力作。

物静かなハゲのジェサジャは病弱で敬虔な母親の世話をして暮らしていたのだが、ある日母親が亡くなりジェサジャは喪失感に苛まれる。
そんな時、教会で祈りを行うジェサジャに神から罪人を地獄に送り、善良な人々を救う使命を負っていると啓示を受けるのだ。

母親の死をきっかけに頭のネジが外れたハゲが神の仕事と銘打って道徳に反すると思った人物を片っ端からヌッコロす狂気の世直し物語。

眼球切り取りやら頭皮べりべり剥ぎや、おっさんのおっぱい十字切りも去ることながら腸をグルグルと巻き取るお手製拷問器具の活躍っぷりに『ザ・セル』の腸巻き巻きを思い出したよね。

低予算ではあるもののそれを感じさせない特殊造形の質とイッテたんやティモ・ローズ、シュナースなどのポンコツストーリーとは一線を画すしっかりとしたストーリー展開とクライマックスに、デビュー作にしてこの子立派に育つ気しかしません。

ただあまりにしっかりし過ぎている故、逆にドイツは馬鹿なシーンが無いと物足りなくなってしまったのは最早毒され過ぎかな。笑

• #未公開ホラーの巻