日常の切り取り
カメラの視点がその日常に入り込むように映されていて、ときにビルの片隅、ときに部屋の天井、ときに森の植物になったような気持ちになりました。
主人公の男性は不眠症気味で、母国に帰ろうとしているのかもしれない。
それでも友人や姉、その日会った人たちとのささやかな交流が素敵でした。
あと、映像の中で緑が際立って美しかったです。
ちなみに、冷蔵庫を空にするためにスープを友人へ振る舞っていたけど、ラストで女性へ作ったスープは新しく食材を調達して作ったのかな…と考えてニヤニヤしていまいました。
（もう少しここに留まろうと思えたのかな）
ラストシーンの女性の表情が大好きです！
