ちょいと昔の話ではあるけど、インドの結婚事情とか、女性の地位とかいろいろ考えさせられました。なぜジャヤがプシュパと名乗りディーパクの家から帰ろうとしなかったのかが最後に明らかになるのも面白かった。金に汚い警察署長と思っていたのに最後はジャヤの婿をぎゃふんといわせたのも楽しかった。マンジュおばさんの言葉が心にしみましたね。それにしても自分の出身地も嫁ぎ先の村の名前も知らない憶えていないというのはちょっと信じられないけど、田舎の村に住んでいると歩いていける範囲以外は憶える必要もないのでしょうかねえ。ジャヤがこの先自立するだろうことはわかるけど、プールがどうやって自分の意志をもちそれを貫くのか楽しみだし、インドの女性たちが一人の独立した人間として扱われ意志をもって動き始めたら、インドの未来は明るいんだろうなあと感じました。それにしても結婚てほんと面倒くさいね。