2024年108本目。
鉄道での移動中にひょんなことから入れ替わってしまった2人の花嫁。
果たして2人は本来の場所へ戻れるのか、それとも…。
シンプルに話として面白い。
入れ替わってしまい、一人は本来と違う夫とその家族の元へ、もう一人は鉄道のとある駅で待ちぼうけ。
想定と異なる環境に投げ出せた2人の花嫁が男尊女卑の古い結婚文化に異を唱える身に、もう一人は古い風習で結婚した者達が一概に不幸ではない、という両極納まるのでメッセージ性が極端じゃないのが良い。
登場人物もこの地方の映画では珍しい、ごく一部を除いて、善人しか登場しないタイプで観ていて気分が良い。
「きっと、うまくいく」のように多幸感溢れる作品。