ミシンそば

リンダはチキンがたべたい!のミシンそばのレビュー・感想・評価

4.0
今週はマジで映画観なかったなあ、と述懐する日曜の昼。
やや遠出して、アニメ映画を三本観るつもりです。
これは一本目、挑戦的な極彩色タッチで描かれた、朧気な記憶の中にある想い出の料理に辿り着くためのコメディ。

街で起きてるストのせいでチキンが買えないと言うのは切っ掛けの一つに過ぎず、チキンをなんとか(本当になんとか)手に入れてからは、ヨガインストラクターの伯母アストリッドや、無能と思いきや案外ガッツあり、でもコメディリリーフに甘んじてしまうセルジュをはじめとした濃いキャラも絡んで随分カオスに話が進む。

ランタイムはかなり短いながらも満足度は強くて、不思議と笑いも込み上げてくる(正直、主人公親子や団地のガキどもはけっこうなことをしまくってたが)。
特典にパプリカチキンのレシピ付きカードを貰ったが、どんな感じの料理に仕上がるのだろう?(料理の腕なんてのはないが、作りたくはある)。