咲

ロボット・ドリームズの咲のレビュー・感想・評価

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)
3.7
ニューヨークで退屈して過ごしていた主人公が、ロボットを注文し友達になる話。

全編セリフなし(手紙とかメモには文章あり)のアニメーションなんだけど、メイン2人の喜怒哀楽がよく伝わってくる。絵のタッチが可愛らしいのもあって、ニューヨークの色んなところを歩き回って楽しむ2人はすごく微笑ましかった。
ピンチに対し必死になる主人公と、主人公に忘れられたのではと様々な想像をしてしまうロボット。可愛い絵なのに胸がキュっとなる。

展開としては切なかったけど、これも大切な教訓なのかも。かけがえのない思い出は忘れる必要はないし大事に胸に留めておくべきだけど、今ある幸せだって本物だって気づくべき。みたいな。
タイミングが違えば色々変わっていたことなんて山ほどあるけど、それもまた人生ですね〜。
咲