このレビューはネタバレを含みます
ノーマークだった映画にここまで感情を揺さぶられて泣くとは…本当に観られて良かった
私の語彙力じゃこの作品の素晴らしさを全く伝えられないのが歯痒い
途中までは確かに良いけど泣くほどなのかな…って見てたけど、最後September流れた瞬間自分でもびっくりするくらい涙が溢れてきて嗚咽止まらなくなった
この作品は最後のあのシーンの為にあると言っても過言じゃない
ロボットが新しい体になってラスカルと暮らし始めても、誰かの手を優しく握れるのはドッグと過ごした日々があったからなんだよな…ってすごく切なくなってしまった
ドッグは自分が出来ること全部したし、本当にただただどうしようもなかったのが悲しい
何度もロボットドリームを繰り返して繰り返して
最後にドッグを見つけて追いかけていって、再会して覚えていてくれた!って思ったのも束の間結局夢で…
互いに新しい居場所を見つけてきっとそれはそれで幸せだろうけど、助けに行くって約束を果たさせてあげたかったという気持ちは消えない
でもロボットのお気に入りプレイリストには2人の思い出のSeptemberが刻まれてるし、もう交わることが無くても一緒に過ごした時間は消えることはなくて、無意識の中に互いの存在は影響し続けるんだろうな
自分の人生を振り返っても、自分の意思に関わらず、変わらないものなんて無くて、過去は過去として生きていくしかないんだなって思いました