2023.10.4
CGでなんでも見せることができるからこそのアナログ回帰みたいな向きもあるのかなあ。
このシリーズは人工的に構成された「劇」であるということを受け手にたいしてやたら強調する感じの演出が印象的でした。
思いっきりカメラ目線の役者とかパントマイムとか、自然な演技と本物みたいなCGとはなんかべつの生々しさがあるような気がします。でもそれも含めて演出であるという素直じゃない方法、正直謎ですが面白かった。
デジタルのペイントソフトであえて水彩の滲みとか鉛筆のがさがさを再現してアナログ絵そっくりにしている絵を見るのと似たような感慨があるかも。