中国の小説を映画化。大成功してると思います。金子修介監督も、久々に力を出し切れた作品かと。またまだ良い映画撮れるじゃん。
少年法で守られている間に、邪魔者を全て始末して大金を得ようとするアンダーZ世代殺人鬼の発想が怖い。周囲の子供も大人もクズ揃い。
「めんどくさいから殺す」という激安感も寒々しく良かった。沖縄が舞台の映画なのに、肝が不快な感じに冷えます。
様々なドラマで、人間の良心の象徴のように描かれる沖縄が、地獄のような連続殺人の舞台ってセンスある。
予告編に主題歌を歌う倖田來未を出しまくるのは、出資者への謎の配慮だろうか。そこは本編と関係なく酷い。