東京国際映画祭にて。
トロント見逃し映画。アンディ・ラウがスター俳優をおちょくったキャラクターを演じていて、時折自虐や自身の出演作のネタを弄り笑ってしまった。
映画界への愛ゆえの弄りかな。
アンディが演じるのはダニー・ラウというスター俳優だが、トップに君臨するジャッキー・チェンにはまだ追い付かないようだ。
意識しないつもりが意識しまくり、賞を取るには、国際映画祭で評価されるには…イメージを変えたらどうか…とあの手この手で試行錯誤。
プライベートはひた隠し、好感と感動を呼ぶために農民映画、父子の愛のドラマを撮ろうとか😂
そういう映画が受けるんでしょ?とでも言いたげなネタ。
現代ならではのSNS炎上騒ぎやその対応、スタッフとの待遇格差、本物志向の映画制作を笑いに変えるなど、映画周りのあれこれをネタにして、アンディの抜けた演技も相まって、ちょいちょい笑ってしまう映画だった。
「こんなところにいると潜入捜査だと思うじゃねーか!」には笑った😂
キレのあるコメディではなく、ゆるくてオフビートなコメディ。