つるぎたけし

ありふれた教室のつるぎたけしのネタバレレビュー・内容・結末

ありふれた教室(2023年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

本作は学校が舞台ではあるものの、どこにでも起こり得る事件であり、自分の身にも降りかかる恐れが十分にある非常に重いテーマを題材にしている

正義感に基づく行動で真実を明るみにするのは間違ってないが、それをどうやって行うかという方法については非常にデリケートな問題であり、窃盗は現行犯逮捕が基本なのもそこにある

誰の同意も警告もない状況での防犯カメラ撮影は、肖像権の侵害や盗撮と言われかねない現代では不用心な行動と捉えられても仕方ないかも

主人公の心情や正義感は痛いほど理解出来るのだが、真実や正義は痛みを伴うこともあるから慎重に思い返される

非常に考察のしがいがある作品
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