レーズンバターサンド

ありふれた教室のレーズンバターサンドのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
3.9
「不寛容性」という言葉が頭に残った。
なぁなぁにしない。
そういう国民性なのだろうか。

学校、教室、職員室、そういう狭いコミュニティの中でこういうトラブルってしばしば起こるよね、っていう。

疑われて怒った人は、怒った手前、引っ込みがつかなくなってしまったり。
教師としては上手に自白させたかったんだろうけど、裏目に出てしまったり。

最終的に、弱い立場の人が損をして、罰せられるべきじゃない人が罰せられる。
ラストはそれを嘲笑うかのような落とし所だった。