このレビューはネタバレを含みます
サイコキラーとのデートシーンがもっとあるのかと思いきや・・・
消化不良ではあるけれど、被害者が襲われるまでの緊迫感に釘付けになった。
女性が搾取されるシーンや当たり前にセクハラ紛いのセリフが横行するシーンがあり、その中で屈しない主人公の姿に何となくというかあからさまなフェミニズムが読み取れるんだけど、監督はフェミニズムであるアナ自身だったのね。
だから連続殺人犯よりも、彼に狙われる女性の視点が強い作品でもあった。
サイコものとして観ると中途半端な印象なんだけど、フェミ映画としては筋が通っていたかな。
私は反フェミだからもう少し犯人像に迫って欲しかったけど。